テーマ

つながる

coming soon

モラハラ・DV トラウマ・恋愛PTSD

「これってDV?」と思ったら見分け方と相談先

2026.04.11

「殴られたわけじゃない。でも、あの人の前にいると息が詰まる」

「"これってDV?"と検索したこと自体が、もう答えなのかもしれない」

「怒鳴られるのは自分が悪いから。ずっとそう思ってきた」

「相談窓口に電話しようとして、でも"大げさかも"と思ってやめた」

「大げさかもしれない」と思っている時点で、
あなたはすでに十分傷ついています。

DVは身体的な暴力だけではありません

DVと聞くと、殴る・蹴るといった身体的な暴力をイメージするかもしれません。でも実際には、DVにはさまざまな形があります。

身体的DV

殴る、蹴る、つかむ、物を投げる、押す、首を絞める——直接的な暴力です。「軽く叩かれただけ」と感じても、それがパートナーから恐怖を感じる行為であれば、DVに該当します。

しおれちゃん

しおれちゃん

「これってDVなのかな…」って、
自分の感覚を信じられなくなるんだよね。

精神的DV

大声で怒鳴る、人格を否定する言葉を投げる、無視する、行動を監視する、友人や家族との関係を制限する。目に見える傷は残らなくても、心に深い傷を残します。「お前がバカだから」「誰もお前なんか相手にしない」——こうした言葉は、れっきとした暴力です。

精神的DVは、外から見えにくいぶん、本人も「これはDVなのか?」と迷いやすいものです。

たとえば、こんな状態に心当たりはありませんか。
相手が帰宅する時間が近づくと、胸がざわざわする。
自分の意見を言う前に、「これを言ったら怒るかな」とシミュレーションする。
友人と会ったことを報告するのに、なぜか罪悪感がある。

殴られていなくても、「相手の前で自分でいられない」なら、それは暴力の影響です。

経済的DV

生活費を渡さない、お金の使い方を細かく監視する、働くことを禁じる。経済的な自由を奪うことで、相手の自立を妨げ、支配する行為です。

性的DV

パートナーであっても、望まない性的な行為を強要することはDVです。「夫婦(恋人)なんだから当たり前」ということは、決してありません。

「ケンカ」とDVの違い

ここまで読んで、「でも、うちのはケンカの延長じゃないのかな」と感じた方もいるかもしれません。
健全なカップルでも意見がぶつかることはあります。でも、DVとの大きな違いは「対等かどうか」です。

「怒らせないように気をつけている」「自分の気持ちを言うと何をされるかわからない」——そう感じているなら、それは対等な関係とは言えません。あなたの感覚は間違っていません。

こんなサインはありませんか?

DVかどうか迷うとき、日常のなかに現れる「小さなサイン」が手がかりになることがあります。

ひとつでも心当たりがあるなら、それは「気のせい」ではないかもしれません。自分の感覚を信じてあげてください。

相談できる場所があります

「まだDVかどうかわからない」「相談するほどのことなのかな」——そう思っていても大丈夫です。相談窓口は、あなたの話をそのまま聴いてくれる場所です。判断を急がなくていい。まずは、話してみるだけでいいのです。

「相談窓口に電話するのはハードルが高い」と感じるなら、オンラインカウンセリングという方法もあります。カウンセラーはあなたの気持ちを否定せず、一緒に状況を整理してくれる専門家です。

安全のために今できること

「相談する」という大きな一歩の前に、まず自分の安全を確保するための準備をしておくことも大切です。
すぐに環境を変えるのが難しい場合でも、できることはあります。

準備をすることは、逃げることではありません。あなた自身を守るための、大切な行動です。

しおれちゃん

しおれちゃん

「準備する」って、自分を大切にするってことなんだね。
逃げることじゃないんだ。
ほとりちゃん

ほとりちゃん

助けを求めていいんだよ。
あなたは一人じゃないからね。

まとめ

DVは身体的な暴力だけではありません。精神的、経済的、性的な支配も含まれます。「これくらいは普通」「自分が我慢すればいい」と感じていても、あなたが恐怖を感じているなら、それは普通ではありません。

あなたの感覚を、どうか大切にしてください。そして、ひとりで抱え込まないでください。話を聴いてくれる場所は、ちゃんとあります。

もっと詳しく知りたい方へ
Kindle本「怒らせた私が悪い」は、全部ウソだった。 〈Kindle Unlimitedで無料で読めます〉
もっと深く取り組みたい方へ
「私さえ我慢すれば」と思ってきたあなたへ30問でわかる、モラハラの正体と、あなた専用の処方箋 有料note|30問セルフ診断アプリ・処方箋・ワーク付き

ひとりで抱えていませんか?

「DVかもしれない」と感じても、周りに話すのはとても勇気がいりますよね。
まずは、安心できる相手に気持ちを話してみませんか?