「なぜかいつも人間関係がうまくいかない」
「自分だけがどこにも居場所がない気がする」
「理由はわからないけど、ずっと生きづらい」
そんな感覚を抱えているなら、もしかすると「愛着」の問題が関係しているかもしれません。
ここでは、愛着障害の傾向をセルフチェックできるリストと、その結果との向き合い方をお伝えします。
愛着障害セルフチェックリスト
以下の項目に、どれくらい当てはまるか感じてみてください。「正解」を出すためのテストではありません。自分を知るためのきっかけとして、気楽に読んでみてくださいね。
人間関係について
- 人と親しくなるのが怖い、または親しくなると不安になる
- 「どうせ裏切られる」と思ってしまう
- 相手に嫌われないように、いつも気を遣っている
- 本音を言うと関係が壊れると思って、言えない
- 人に頼ることができない、または頼りすぎてしまう
自分自身について
- 自分には価値がないと感じることがある
- 「自分がわからない」「自分がない」と感じる
- 些細なことで見捨てられる不安に襲われる
- 感情のコントロールが難しいと感じる
- 漠然とした孤独感や空虚感がある
幼少期の記憶について
- 親に甘えた記憶があまりない
- 親の顔色をうかがって過ごしていた
- 「いい子」でいなければならないと感じていた
- 家庭が安心できる場所ではなかった
- 親が感情的に不安定だった、またはいないことが多かった
多く当てはまるからといって、必ず愛着障害であるということではありません。ただ、いくつも心当たりがあるなら、あなたの生きづらさには理由がある——それを知ることが、楽になるための第一歩です。
チェックの結果との向き合い方
「当てはまった=ダメ」ではない
セルフチェックは、自分を責めるためのものではありません。「ああ、だから自分はこうだったんだ」と、これまでの生きづらさに名前がつくだけで、少し楽になることがあります。
自己診断で終わらせない
ネットの情報だけで自分を「愛着障害だ」と決めつける必要はありません。もし深く悩んでいるなら、専門家に相談してみてください。カウンセラーやセラピストは、あなたの話を聴いたうえで、一緒に整理してくれます。
「知る」ことは回復の入り口
愛着の問題は、気づかないまま繰り返してしまうことが多いもの。でも、「もしかして、これが原因かも」と気づけた時点で、あなたはもう変わり始めています。
愛着の傷は、大人になってからでも癒せる
愛着障害は「治らないもの」ではありません。大人になってからでも、安全な関係や専門家のサポートを通じて、愛着のパターンを少しずつ書き換えていくことができます。
「自分はもう手遅れなんじゃないか」と思うかもしれません。でも、こうして自分のことを知ろうとしている時点で、あなたにはちゃんと回復する力があります。
まとめ
セルフチェックは、自分を知るための入り口です。当てはまることが多くても、それはあなたが弱いからではなく、幼少期の経験がそうさせているだけ。
大切なのは、気づいたあとにどうするか。ひとりで抱え込まず、信頼できる人や専門家の力を借りてみてください。
「知る」ことが、楽になるための最初の一歩です。